こんにちは😀律歌です
小春日和となりました。今日は春一番が吹くかもしれないと予報がありましたが、みなさんのお住まいはどうでしたか
昼間は暖かい陽射しに恵まれ、少し冷たくて強い風が私の地元では吹きました
だんだんと春の足音が聞こえてきそうですね
近くの100円均一店では春蒔きの野菜や花のタネが売り始めています
なんだか心が浮かれそうな気がします
そう、ごく一般的には春の訪れの予感に心躍るものなのです
私は少し違います…どうしてなのでしょうね
私は季節の移ろいを、時の流れの無常のように感じてしまい、物悲しくなるのです
時は待つことはないと解りきっていのに、変わりゆく時間に寂しさを思います
去年の冬は、どうだったろう
今年の春はもう来てしまう
私は変われているだろうか、進めているだろうか、時間は有限であることを大切に思えているだろうか
一瞬、一瞬を重んじてしまうのは「刹那主義」でしょうか
今を生きる全力を良いと取るのか、目の前のことばかりで先を考えていないと取るか
私は「今」と言うものが形成されるのは過去ありき、と考えます
過去の積み重ね、選択の繰り返しが良くも悪くも現在を築きます
その考えは時に過去を振り返らせ、自分の歩んだ道を確認したがる性分に繋がります
独りの頃はただ、ただ…時間の流れの中で、自分の心が動けないことを嘆いていました
振り返るばかりで先が見れない
どうしても悲観的な考えが拭えない
そんな日々を重ねていました
私を変えたのは、他の誰でもない私でありパートナーでした
自分の人生を共に歩む人を求めて、活動を起こすと決心しました
その時、私は己に「1年」と期限を与えました
いつかいい人が、なんて言っていたらいけない。そんな風任せな考えではいけない
真剣になるんだ、と
必死に求めてやりきって、それでも出会えなければその時は静かに独りで生きる道を選ぼう
と、まあかなりの悲壮感漂う、決死の覚悟でした
決意した年の秋に、パートナーと巡り会うことができたのです
私はそのことから「いつか」と言う言葉は実現性のないものだと思うようになりました
期待半分、諦め半分のようであり、誰かに頼っている気がしました
もし、いつかが叶わなくてもいいと思ってしまってないか
私はそう「いつか」の一言に問いたかったのです
幼い頃から唯一無二の存在を求めてきたゆえに、そんな甘い考えを持った自分は捨て去りたかったのです
パートナーと縁を結んで今年で5年になります
世間では未だに同性婚は認めれておらず、同性愛者は認知されつつも法的効力を持たない関係です
一見、友達のシェアハウス。友情の延長のようにも見えるでしょうか
その様な生半可な気持ちで５年も付き合ったりしないのに😅
生涯のパートナーと巡り会えた私は、日々変化する自分を感じています
悲しく感じる朝焼けも、懐かしい夕焼けも、目眩のする様な真昼の青空も、花の匂いも、風の感覚も
何もかもがゆっくりとですが愛しいものになりました
過ぎゆくことを受け入れられる様になったのです
時間は有限です
私もパートナーも終わりがある、だからこそ今を生きたい
「刹那主義」とは現在を生きるのに必要な熱量だと思います
先へと思いや考えを巡らせ投資できるのはいいことでしょう
ですが、先とはどうやって形成されるのでしょうか
日々の積み重ねが「先」を「未来」を産むのなら、目の前に必死になっていけないことはないはずです
灯台下暗し、ともありますね
すごろくの様に、６マス飛ばして進むことも人生ではないでしょう
急に宝くじが当たって大富豪、なんて言うのは例外としましょう笑
足元を見なければ、自分の立ち位置も解らないとは思いませんか
自分がどういう状況で、何を優先するのか
それは先を見ることでもあり、現状把握でもあります
時の流れ、それは止められるものではありません
その中で自分で、自分の力で、己の人生を満たしたものにしていくのが幸福といえるのではないでしょうか
与えられたものは簡単です
何の労力も工夫もなしに得ても虚しいと感じた時が、あなたが自力で生きたいと思った第一歩でしょう
人生は手料理のようだとたとえましょう
味も、具材も、仕込みも、作る工程も、何もかもあなた自身が決めて作り上げます
参考にするレシピはあっても、あなたの料理と同じコピーは生まれません
あなただけの人生という料理のコックはあなたです
あなたの人生は今、何の時間ですか
具材は揃いましたか、手順は決めましたか、味は整えましたか、仕込みは始めていますか
人生クッキングに対して、集中すればするほど人は人生クッキングを意識しなくなるでしょう
料理をすると無心になれると言われます
イライラしていてもモヤモヤしていても、料理を始めて完成するとスッキリしている
そんなことはありませんか
あなたの人生クッキングは無意識におこなわれています
最高の一皿になるよう、自分のために生きましょう
ちょっとしんみりとしたお話になってしまいましたが今日はこの辺にて
今日も明日もゆるりと参りましょう
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